こんにちは〜。
今回はちょっとカタイようで、実は身近なテーマ「演繹法(えんえきほう)」と「帰納法(きのうほう)」の違いについてやさしく解説していくばい。
「聞いたことはあるけど、ちゃんと説明はできんばい…」って人、意外と多かとよ。
でも心配せんでよか!
今日の記事では、難しい言葉をできるだけ使わんで、日常の例も交えて、誰でもスッとわかるように話していくけんね。
1. まずはザックリ言うとね
ざっくり言えば、こんな感じたい:
- 演繹法:一般的なルールから、個別の結論を導く方法
- 帰納法:いろんな事例から、共通のルールを見つける方法
逆の方向から考えるっちゃね。
2. 演繹法とは?(まずはこっちから)
**演繹法(えんえきほう)**は、「大きな前提(ルール)」から「個別の結果」を導き出す考え方たい。
たとえばこんな話:
- 【前提】すべての人間は死ぬ
- 【前提】太郎は人間
- 【結論】だから、太郎も死ぬ
なんか哲学っぽかろ?(笑)
でもこれが演繹法の代表的な考え方ばい。
大事なのは、「前提が正しければ、結論も必ず正しい」というところ。
日常の例でもう一個:
- 【前提】雨の日は傘が必要
- 【前提】今日は雨
- 【結論】じゃあ傘を持って行こう
この流れが演繹法たい。
ルール → 状況 → 結論
っていう順番で考えるっちゃ。
3. 帰納法とは?(つぎはこっち)
**帰納法(きのうほう)**は、具体的な事例をいくつも見て、そこから「共通するルール」を見つけ出す考え方たい。
たとえばこんな話:
- この猫は鳴く
- あの猫も鳴く
- こないだの猫も鳴いた
- → 猫ってみんな鳴くとやね!
いろんな事例(猫)がある → 共通点(鳴く)を見つける → 全体のルールにする
これが帰納法の特徴たい。
もっと身近な例:
- 昨日ラーメン食べてお腹いっぱい
- 今日もうどん食べたらお腹いっぱい
- パスタでもお腹いっぱい
- → 麺類は腹にたまると!
…って、なるやろ?
これも立派な帰納法たい!
4. 演繹法と帰納法のちがい、まとめてみた
比較項目 | 演繹法 | 帰納法 |
---|---|---|
出発点 | 一般的なルール | 個別の事例 |
結論の性格 | 前提が正しければ、確実 | 正しいとは限らん(予測的) |
例 | 「人は死ぬ」→「太郎も死ぬ」 | 「猫は鳴く」→「猫全般は鳴く」 |
向き | 上から下(ルール → 事例) | 下から上(事例 → ルール) |
5. 論理的に考えるには、どっちを使えばよかと?
実は、どっちも大事たい。
- 演繹法は、前提を正しく持っとるときに力を発揮するっちゃん。
→ だから論理的な説明や文章に向いとる。 - 帰納法は、新しいアイデアや法則を見つけたいときに役立つとよ。
→ 科学とか発見、日常の「気づき」に向いとる。
使い分けの例:
👨🏫 先生が授業で説明するとき
→ 基本的に演繹法で、「これが原理やけん、こうなるとよ」と教えてくれるっちゃ。
👩🔬 研究者や探偵が証拠を集めるとき
→ 帰納法を使って、「これとこれの共通点から、こう言えるっちゃろう?」と推理する。
6. よくある誤解に注意ばい!
「帰納法=当てずっぽう」じゃなかと!
帰納法は確かに「100%正しい」とは限らんけど、だからって「適当な推測」とは違うとよ。
ちゃんとしたデータや事例に基づいてるけん、説得力があるっちゃ。
たとえば、
- 100人中98人が「○○を使いやすい」と言った
→ 帰納的に「多くの人にとって使いやすい」と言えるやろ?
科学やマーケティングでもよく使われる立派な思考法たい!
7. まとめ:2つの考え方をうまく使い分けよう!
最後に、この記事のまとめたい!
✅ 演繹法は「ルールから結論を導く」考え方
✅ 帰納法は「事例からルールを導く」考え方
✅ 論理的に考えるには、どっちも大切!
✅ 日常生活でも自然と使いよるけん、自分の考え方を見直してみると面白かよ!
というわけで、演繹法と帰納法の違い、少しでも「なるほど〜」って思ってもらえたら嬉しかね!
次回は、「三段論法ってなに?例文でスッとわかる論理の基本」について解説していこうと思っとるけん、また遊びにきてね〜。
読んでくれて、ありがと〜!
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